2017.07.24
『斜の屋根の家』
上棟日です。
この住宅の中心となる大黒柱とそれにかかる梁、
多少手こずっていましたが、それもまた大工さんが
手刻みで作っている証拠のようなもの。
無事に組まれると、既に良い骨組みだと感じさせてくれました。
南北へと延びる屋根の棟木をかけています。
仕口の複雑さがよくわかります。
棟木があがると、上棟式へ。
棟梁が祝詞をあげ、清めの塩、酒、餅を四方に撒き。
上棟式は各地で色々な形式があります。
無事上棟したことの感謝とこれからの工事の安全を願います。
上棟をむかえると、一時胸をなで下ろす瞬間。
建物の全景が見えると、これまで描いていたものが実際に形になり、
私たちもそうですが、きっと建主も嬉しさがこみ上げられることだと思います。
これから工事は進み、その嬉しさと楽しさが益々増えていくんだと思います。