2017.09.05
井の頭の住宅
断熱材は現場発泡ウレタンフォームを提案しました。
高気密高断熱の住宅を希望されていた為、これまでの経験と
その結果からこの工法を提案しました。
ちなみに壁には70mm屋根の下には170mmを最低基準として
施工しています。
最低基準なので、ほとんどの壁に柱の厚み分の断熱材が入っています。
そこで、何を基準にこの工法を提案したのかですが、
断熱性を高めるのに良い断熱材を使っても、建物が隙間だらけだと意味がありません。
隙間からどんどん熱が逃げてしまいます。そこで、気密性を高める必要が出てきます。
この断熱性能と気密性能の2つを高めていくことが大事だと考えています。
断熱材の施工に合わせて行う気密性の確保という点では、
現場監督さんや、職人さんの技量や知識によって左右されるところも大きいです。
そこで、現場状況に左右されないウレタン吹き付けの断熱材を多く使っています。
この材料は、液体の材料を吹き付けると発泡してモコモコと膨らみ、隙間を埋めていきます。
内側にシームレスな断熱層を作ることができます。
気密を高めるということは、メリット・デメリットを含めて色々と考え方もあり、住まい方
にも少し工夫が必要です。
この続きを知りたいという方、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
こちらの現場の状況は↓