2018.01.30
話はさかのぼりますが、寺院庫裏(書院)材料検査を行いました。
現場が始まる前に、施工会社さんの加工場へ、
お寺のご住職と護持会の役員の方々と一緒に伺いました。
今回使う材料は全て無垢材。
柱などの材料は、ほぼ見え掛かりの材料なので
どんな木材を仕入れて貰えたのか
わくわくしながらお邪魔しました。
この材料はヒノキの柱
基本は5寸角(150mm角)
ヒノキのピンク色の美しい木肌でした。
とても太いですが、これは床柱。
北山杉の出絞り丸太
自分は目通りと言って目線の高さで
太さを決めているので
木の根元はこれだけ太いです。
ちなみに、末口(木の先端)でサイズを決めることもありますよ。
この杉の板は、数年枚にお寺の境内の整備の為に伐採してあったもの。
丸太のままだったのですが、工事に合わせて持ち帰り挽いてもらいました。
開けてみたら、とても美しい肌だったので
建物にも採用も決まり、あとはどこに使うか。。。
皆様に宿題を頂きました。
こちらの工事の状況は↓