2017.05.16
『斜の屋根の家』
元請の大工さんとの打ち合わせの為、作業場へ行きました。
最近は、工期短縮やコスト面から構造体をプレカットという
機械加工が主流ですが、今回は久々の手刻みで造る家です。
大工さんが墨付けし、柱や梁を手作業で加工していきます。
今回の物件は、小屋裏の垂木や梁を表し仕上としていることにプラスして
タイトルにあるように、屋根に斜の棟木がかかります。
複雑な高さ関係なのに、材料が全て表し仕上となるので
とてもシビアな納まりです。
およそ1か月半の加工も大詰め、細かな部分や納まりを
再確認のため、打ち合わせに。
すでに加工が終わり積み上げられた柱や梁、木のにおい、
切粉、大工道具、機械・・・・久々の感覚です。
建物中心の大黒柱に取り付く梁の仕口は特に拘ったようです。
それを熱心に話す大工さん。
どれもワクワクさせられる時間でした。
上棟が楽しみです。