2018.01.30
寺院庫裏(書院)新築工事
屋根は、カラーステンレス材の一文字葺きです。
建物は数寄屋風という方向性は決まっていたので、
そのイメージに合う材料の選定も苦心しています。
瓦屋根も最後まで候補に挙がっていたのですが、
既存建物の中にも瓦葺きがあり、そちらは
立地条件によるところが多いのですが、
冬場に隙間に入り込んだ水が凍結し、瓦が割れてしまうことがあり、
今回はメンテナンス的にはコストがかかる方向ととらえました。
(決して瓦屋根が弱いということではないです)
お寺と言うと、銅板葺きも多いですが、
こちらも、落雷や雹による変形など危惧することも多く、
最終的には、芯材にステンレスを使用している塗装鋼板を
採用しました。
硬い材料なので、なかなか大変な部分もありますが、
いかがだったでしょうか。。。
こちらの現場の状況は↓